こんなオムライス、他にはない！？
テレビなどのメディアで取り上げられることも多く、行ったことはなくても名前は知っている、という人も多いのではないでしょうか。
そのお店とは、日本橋にある「たいめいけん」です。
老舗の洋食屋としても知られていますが、何よりも「たんぽぽオムライス」が有名ですよね。
一般的に、オムライスと言えばド定番とも言えるトマト系のケチャップにホワイトソース、デミグラスなど色々あります。
どんなオムライスでも、美味しいオムライスの絶対条件ともなっているのが、ふわとろである、ということでしょう。
たんぽぽオムライスは、ふわとろオムライスを極めたと言っても過言ではないのではないか、と思うくらいの究極のオムライスなのです。
たいめいけんというお店とたんぽぽオムライス
たいめいけんは昭和6年に創業なので、2016年時点でも既に80年以上経過しています。
かなりの老舗ですよね。
東京駅からは歩いておよそ10分と、かなり立地も良いと言えます。
今でもお店は昭和の雰囲気が漂っていて、レトロな佇まいに何だかノスタルジックな気分になります。
1階と2階がありますが、カジュアルで気軽に入れるのは1階で、2階では本格的なコース料理などがいただけます。
たいめいけんに行くのは初めて、という人には1階をオススメします。
かなりの有名店ですし人気もありますので、人がいない時がないのでは、と思うくらいです。
どことなく定食屋を思わせるような雰囲気のせいか、昔懐かしい洋食屋という感じがします。
たんぽぽオムライスは1950円と、オムライス単品にしてはお高めですが、それだけの価値は十分あります。
たいめいけんの店内を見回すと、多くの人がこの価格にもかかわらずたんぽぽオムライスを食べています。
お皿の上には定番とも言えるケチャップ味のチキンライスが乗り、さらにその上に驚くくらいふわふわの卵が乗せられています。
ケチャップは別容器に用意されており、好きなタイミングでかけて食べられます。
まずはケチャップなしで素材だけ楽しんでみましょう。
好きなように食べるのが1番ですが、オススメの食べ方はまず真ん中を切って、中から広がってくるとろとろの半熟卵をチキンライスに被せることです。
それからチキンライスと卵を混ぜて、ケチャップを適量かけて食べると美味しいんです。
ちなみに、たんぽぽオムライスを注文する人の多くが同時に注文するメニューがあります。
それが、コールスローとボルシチです。
この2つを一緒に注文して食べると、たんぽぽオムライスがさらに美味しくなる気がします。
たいめいけんのコールスローは、一般的なコールスローと違ってニンジンとキャベツをみじん切りにしたものを、お酢を効かせたドレッシングに漬けて作られています。
すごくさっぱりして美味しいので、ぺろりと食べてしまいます。