ネット社会になったことで起きた変化
僕のようなアラサー世代というのはちょうどインターネット通信が一般でも使われるようになった頃に思春期を過ごした世代なので、感覚的にはオンラインとオフラインが入れ替わる頃に意識改革があったという微妙な年齢だったりします。
僕よりも若い20歳前後の子は自宅にパソコンが当たり前にあって、一人一台スマホやタブレットを持つことができていた世代なので、オフラインだけで生活をしていた時代のことがあまり想像ができないようでもあります。
そんな僕の目から見たネット利用のメリットとデメリットについて少しまとめてみます。
まずメリットといえばとにかく何をするのも早くすることができるということですね。
例えば役所などに何かの申請をするときの書類の取り寄せや、企業への問い合わせなどはネット環境があれば24時間いつでも手軽に行うことができます。
ネットバンキングやネットショッピングなんかも便利になったことの代表で、オフライン世界では営業時間外では絶対に出来なかったというようなことを夜中でも簡単にできてしまいます。
今では本も読めますね。
ネットでは電子書籍が台頭し、多くの人に認知されてきています。
例:電子書籍・電子コミックストア Reader Store / Sony
他には求人なんかもその一つですね。
ネットで求人掲載をしてネットで応募ができてしまいます。
例:税理士の求人|会計求人プラス
また仕事の面でも自分の居住地域からかなり遠方の人からのアクセスがあり、業務の幅が広くなったというのは大変便利な点だと思います。
ネットの普及で起きたデメリットも
メリットを挙げると切りがないので、今度は弊害として起こったデメリットについても考えてみます。
ネット社会になったことによるデメリットといえば、まず便利な通信を利用した新しい犯罪が起こるようになったということです。
先ほど便利な例として挙げたネットバンキングやネットショッピングは裏返せばなりすましやハッキングによって悪用をすることができるツールになってしまいます。
実際大手銀行に侵入して勝手に預金残高を奪ったり、他人のクレジット・カードで買い物をしたりといった被害は頻繁に起こっており企業単位ではなく個々人の防犯意識が非常に重要になっています。
それと顔の見えない相手とやりとりをすることが増えたことにより、誹謗中傷や虚偽の文書配布、無断転載といったことが誰でも簡単にできてしまうことになったのもモラル崩壊ということで大きな問題であると思います。
文明の利器は便利さと弊害が表裏一体なので、使う人の方が振り回されないようにしっかりと教育をしていく必要がありますね。